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由無し事をたまに綴るブログです。

タクシー乗車時のシートベルト着用に関する安全意識

鹿児島中央駅から家族4名(大人2名, 幼児1名, 乳児1名)でタクシーの後部座席に乗車したところ、幼児が座る中央座席のシートベルトが後部デッキボードに挟んであって取り出せないので、運転手に「すみません、シートベルトが取り出せないので止まって下さい」と伝えた。
運:「ああ、しなくてもいいですよ」
私:「いや、ベルト締めたいんですけど」
運:「そんなこと言う人いませんよ。タクシーで使わなくてもいいから」
私:「いや、あなたは良くても私たちは…」
運:「大丈夫だから、ベルトは使えないようにしてあるんだよ」
私:「それはあなたの安全意識が低いのです」
と言ったら、運転手はかなり不機嫌になって黙ってしまった。幸い、ベルトはデッキボードから力づくで取り出すことができ、何とか締めることができた。
妻からは「ケンカ売るようなことを言わないで」とたしなめられた。運転手の認識の誤りを指摘しただけなのに、言い方が悪かったのかなぁ。降車後に、運転手はベルトをわざわざデッキボードに挟みなおし、後部ドアを力いっぱい閉めて「チクショー」と叫んで走り去った。

後部座席でシートベルトを着用してない場合、致死率は着用している場合の約4倍になるという。このため、2008年の道路交通法改正によって小型乗用車では後部座席でもシートベルト着用が義務化された。タクシーでも着用義務の対象である。法的にも安全への必要性からも、タクシーに乗るときはシートベルトを着用すべき…なのに、タクシーではシートベルト着用が難しいことがある。問題点は以下の3つ。

  1. シートベルトが取りだしにくい(カバーで覆われていたり、バックルが仕舞われていたり)。
  2. シートベルト着用前に走り出すタクシーが多い。
  3. シートベルトを着用すると不機嫌になる運転手がいる。(「オレの運転が信用できないのか」という感情?)

1. はタクシーの問題でもありますが、客として乗った場合に積極的にベルトを取り出して着用し、下車時に外したベルトをしまわずに「そのまま」座席に出しておきましょう。みんながこれを徹底すれば、運転手もベルトをしまわなくなることでしょう。
2. は、妻から「ベルト装着まで行先を言わなければ良い」と指摘された。確かにその通り。乗車時に、「シートベルトを着けてから行先をお知らせします」と一言伝えればよいのですね。
3.の対策はわかりません。どうしたら運転手を不機嫌にせずシートベルトを着けられるのか…。