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由無し事をたまに綴るブログです。

Cerro Pochoco山行記録

サンティアゴ盆地をなす山の1つ、Cerro Pochocoに娘と日帰り登山してきました。稜線上にいくつもピークがあってどこをゴールにしてもいいのですが、今回は標高1692 mのtraditional peakまで往復しました。事前にWikiexploraの記事を参項にしましたが、ここの記事はチリ人のペースで書かれているので、子連れの際には2倍程度の時間は見ておいた方が無難です。

09h30m Achayaより登山開始 → 13h12m 登頂 / 14h08m 下山開始 → 17h30m Achayaに到着



自宅からUberのタクシーにて登山口のAchayaまで20分で約6000ペソ(約1000円)。Achayaにはアマチュア天文台ドームがあり、その北側から稜線に取りつきます。人気のコースのようで、他にも登山者が多数いました。



登山ルートは稜線の登り一本調子です。単調ですが高度を上げるほどに眺めが良くなってくる楽しい道です。冠雪したアンデスが望めるとともに、これから登るルートが分かります。


チリの登山道には、道標のようなものはほとんどありませんが、iPhoneを持って行けばGPSで位置を確かめられるので道迷いを防げます。オフラインでも使えるGeographicaは、登山にはとても便利なアプリです。
休憩用のベンチのようなものはありませんが、見晴らしの良い場所で適宜休憩を入れます。スモッグに覆われたサンティアゴを見下ろすと、あの中に住んでいるのか…と怖くなります。

降雨が少ないチリの山道は土壌に乏しい岩と砂です。こんな岩場もありますが、滑りやすいザラ場より歩きやすいと娘は言っていました。君は山歩きの素質があります。


13h12mに標高1692 mのtraditional peakに登頂。この先の稜線にもピークはありますが、キリがないのでここを今日のゴールにします。

山頂でカップ麺を食べ、アンデスの山並を堪能したり、サンティアゴを見下ろしたり、花や鳥を見つけたりしてのんびり過ごします。


下りは、駆け降りるチリ人ハイカーとは対照的に、登りより時間をかけて慎重に。ザラ場で滑らないよう、岩の頭を探して脚を運びます。

コンドルがすぐ近くを飛んでいるのが、チリの山ならではですね。

17h30mにAchayaに到着。Uberでタクシーを呼んで帰途に着きます。頑張った娘にはご褒美でParque Araucoでアイスをご馳走しましょう。