facebookにも書いたけどこちらにも転記。パーティなどで簡単にできる「戦略ゲーム」を考えた。すでに誰か考えていそうだけど、独立考案ということで。ビンゴの代わりになるかも。
【準備】
- N人のプレイヤー。N=8 - 64くらい, 16人が最適か。人数が多すぎる場合は適当にNグループの団体戦ということにする。
- N人のトーナメント表
- 全プレイヤーにM枚のカード(コインとかパチンコ玉でもOK)を配る。M=Nくらいが適当か。
- 賞品(オプション)…優勝は1名。log_2 Nまでの順位(例えばN=16なら4位まで)に賞品を用意してもよい。
【ルール】
- 1対1の試合で行なう、トーナメント戦の勝ち上がり方式
- 対戦者は「セット」で、手持ちのカードの中から任意の枚数を相手に見えないよう場に差し出す(机上に手で隠せばよい)。
- 「オープン」で両者ともカード枚数を見せる。
- カード枚数が多い方が勝ち。同数の場合は再試合。
- 使ったカードは両者とも没収。同数の場合も使ったカードを没収の上再試合。
- 勝者は手持ちのカードを減らした状態で勝ち上がる。手持ちのカードが0になったら敗退。
- 決勝戦だけはセットするまでもなく手持ちのカード枚数だけで勝負が決まる。同数ならじゃんけんで優勝を決める。
【考察】
ビンゴと違って偶然の入る余地は決勝戦のじゃんけんだけ。プレイヤーの戦略(何回戦目で何枚のカードを使うかという配分)で勝負が決まる。1回戦突破のために最初にカードを多く使うと上回戦で不利になる。なるべく少ない枚数で勝ち上がる方が有利なので、対戦相手との駆け引きが重要なポイント。枚数をケチって敗退するリスクと、手持ちカードをなるべく残すという利益とのバランスが重要。引き分け再試合は双方とも損失なので、ギリギリを狙うのもリスクが高い。
【ルールのバリエーション】
- 各対戦を壇上で公開でやると、演出によっては盛り上がりそう。注意深いプレイヤーは対戦で使用したカード枚数を記録することで上回戦で対戦相手のカード枚数を把握できる。
- 逆に、試合で何枚のカードを使ったか分からないようにしておくのも面白い。この場合、対戦をフェアに行なうためのレフェリーが必要。
- 敗者が使ったカードを勝者が得るようにしても面白い。
- 優勝者と対戦した相手にも賞品を与えてもよい。決勝戦での敗者を2位、準決勝での敗者を3位…優勝者と1回戦で対戦した相手を log_2 N 位とする。1回戦の敗退者でも最後まで楽しみを残すための工夫です。
比較的単純なルールで、楽しめそうな気がします。新入生歓迎会などでやってみてはどうでしょうか?新入生と上級生・教員をミックスしたチームによる団体戦をすると、縦のつながりになるかも。