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由無し事をたまに綴るブログです。

チリクォリティの保守日

今日は浴室周りのメンテナンスに時間を費やしました。



浴室の照明は入居してすぐに切れてしまったので、この際に省エネで長寿命が長所のLED照明にしていたのですが、3つのうち1つは半年後に、もう一つは1年後に点灯しなくなり、1つだけの照明しか機能していませんでした。LED自体は生きているようですが、駆動回路の方が不具合を起こしたようです。交換の手間を省くためにLED使ったことが、仇になってしまいました。Westinghouseの粗雑な製品は二度と買いません。

また、入居した1年半前からシャワー付きの蛇口の調子が悪く、シャワーの水量があまり出なかった上に、いくら閉めても漏れがあってカビの原因になっていました。交換用の蛇口は近所のSODIMACというDIY店で売っているので交換したかったのですが、作業するには元栓を閉じる必要があります。しかし熱水と冷水の二つの元栓のうち、冷水の元栓の施工が悪く栓がバカになって全く閉まりません。このまま蛇口を外すと冷水が噴き出すので、作業は二の足を踏んでいました。
ところが昨晩、長女が入浴時に蛇口の栓を強く閉めたために破損してしまいました。プライヤーでとりあえず栓を閉めて止水はできますが、このままでは入浴できませんから交換を余儀なくされてしまいました。

幸い今日は日曜日。SODIMACに行って交換用のLED照明とシャワー付き蛇口を買ってきて交換作業です。LEDはソケットにねじ込むだけで済みますが、問題は元栓の閉まらない蛇口の交換。冷水が噴き出すのを覚悟の上、予想以上に高い水圧に難儀して水浸しになりながらも、何とか交換に成功しました。交換後は水の出も良く、漏れも無くなりましたので、満足です。浴室の床が水浸しですが(日本と違って浴室の床には排水口はありません)、雑巾で繰り返しふき取って作業終了です。準備も含めて都合2時間ほどかかりました。

チリでは賃貸住宅であっても住居の保守は居住者の責任であり、そのための部材や道具は需要があるのでDIY店に揃っています。ただし品質は玉石混交で目利きが必要です。照明売り場には点灯確認用のソケットがあって不良品を選ばないことは消費者側の責任ですし、蛇口の部材も購入前に箱を開けて部品が揃っていることを確認する必要があります。日本の工業製品の品質が懐かしいです。