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由無し事をたまに綴るブログです。

高千穂牧場でのんびり

家族で高千穂牧場に遊びに行きました。妻から買い物で指定される「高千穂牧場ヨーグルト」の生産地で、一度見てみたいと言われていたところです。
鹿児島中央7h37m発の「きりしま4号」の自由席は連休というのにガラガラ。錦江湾桜島を眺められる進行方向右側の座席を確保できます。霧島連山を望むようになると8h36mに霧島神宮駅着。ここからはタクシーを使い、開園直前の8h50mに到着。往路の交通費はJR乗車券910円, 自由席特急券500円, タクシー1850円でした。


好天に恵まれた牧場からは霧島連山が一望できます。緑の草原に娘がうずうずしていますが、まずは総合案内所の「手作り体験」申し込みの列に並びます。「ソーセージ手作り」や「アイスクリーム手作り」は早々に満員となりましたが、何とか「バター手作り体験」(14h00mから)は申し込めました。


緑の芝生が広がる斜面に娘を放流すると、斜面をゴロゴロしたり、こいのぼりに向かって走り出したり、牛を眺めに行ったりと大はしゃぎ。広々とした場所は開放感がひとしおです。さんざん走り回っても疲れを見せません。動物ふれあいコーナーでは放牧されているヒツジのもふもふ感を楽しんだり、ヤギに草を食べさせたりできます。しばらく遊ぶと「お腹空いた」というので、開店時間にレストランへ。メニューが焼き肉中心なのは牧場ならではです。
食後に園内を一周するトラクター列車に乗車。トラクターが牽引するので牧場も突っ切り、大揺れするのが楽しいです。牧場の厩舎やバイオガスプラントや牛の一生などをガイドの説明で学びながら15分ほどで一周。ソフトクリームを堪能したり、木陰で寝そべったりしていると、バター手作り体験の時間です。



20人が説明員の案内を聞きながらバター作りに挑戦。用意された生クリームと牛乳が入った容器を、5分ほどひたすら振り続けます。やがて脂肪分が分離してきました。液体部分は低脂肪乳そのもので、飲んでみると酪糖の甘味が深くて美味しいです。バター部分を濾紙で丸め、氷水の中で洗いながら固めればバターの出来上がり。ちょっとなめてみると、なめらかで口融けのよい無塩バターです。保冷バッグに入れて持ち帰ってから味わうことにしましょう。
一通り遊んでさすがに疲れたのか、帰途の霧島神宮行・国分駅行バスで娘は爆睡でした。国分駅からJRで帰着。良い1日でした。

【追記】作ったバターを早速トーストに付けて食べてみました。娘と取り合いになるほどの美味しさ。バターって、鮮度が大事なのですね。