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由無し事をたまに綴るブログです。

日本に一時帰国中の通信を模索

2週間ほど日本に休暇帰国していて、さきほどチリに戻りました。出張や休暇で一時帰国している間、電話やインターネットの通信環境をどう維持するか、いろいろ模索しています。今回は、SIMフリーiPhone + プリペイドSIMという組み合わせでしのぎました。

SIMとは

携帯電話で通信するためのIDが記録されたICカードです。通信キャリアごとに対応するSIMが必要ですので、日本で通信サービスを利用するには日本のキャリアに対応したSIMが必要ですし、チリではチリのキャリアに対応したSIMが必要です。携帯電話によっては通信キャリアが固定された(SIMロックされた)端末もあり、SIMを交換しても他のキャリアが使えない場合も多いです。私は2015年3月にSIMロックされていない(SIMフリーiPhone6を購入し、チリ国内ではClaroというキャリアの通信プランを利用しています。

この組み合わせは通信料金がプリペイドSIMの料金で限定される点と、出国時に返却の必要が無い点が長所です。今回は、羽田空港セブンイレブンでSIMが売り切れていたので、カメラのキタムラにて14日間, 100 MB/日, 3,500円のプリペイドSIMを購入しました。こんなSIMケースをおまけに付けてくれるので助かります。


アクティベーションにはWiFiによるインターネット接続が必要なので、キタムラの店内WiFiサービスを利用して設定します。
プリペイドSIMの多くはデータ通信のみで音声通話に対応していないので、あらかじめデータ通信で音声通話できるIP電話にも加入して050の電話番号を取得しておきました。
なお、プリペイドSIMはSIMロックのかかったiPhoneには使えない場合がほとんどです。実際、entelのSIMロックがかかった妻のiPhoneでは使えませんでした。

主な国際空港には、Softbank Global RentalによるレンタルSIMのサービスがあります。3月に出張のため一時帰国した際にはこのサービスを利用しました。プリペイドSIMより音声通話に重みを置いたサービスで、モバイルインターネット接続は高く付きます。WiFi接続ができる環境に長居するなら、このサービスもいいでしょう。SIMロックのかかったiPhoneでは使えない点はプリペイドSIMと同様です。

これもSoftbank Global Rentalのサービスで、一度利用しましたが、あまり有効に使えませんでした。よく考えたら一時利用のスマートフォンに、個人情報を多く含むアプリを入れるわけにはいかないですからね。

  • レンタル携帯電話

音声通話に特化してフィーチャード携帯電話(いわゆるガラケー)をレンタルしたこともあります。家族で一時帰国し、途中で別行動が発生する場合にお互いの連絡をとるために利用しました。しかし、実際にはレンタルしても通話回数はたいしたことないので、ちょっと無駄が多い気がします。

とまあ、いろいろ試行錯誤していますが、いまのところSIMフリーiPhone + レンタルSIM + IP電話の組み合わせがベストなようです。また何か良い通信手段が見つかれば試してみたいです。