パタゴニア旅行記:マグダレナ島ペンギン観察ツアー
マゼランペンギンのコロニーがあるマグダレナ島 (Isla Magdalena) に上陸して、ペンギンを間近で観察するツアーに参加しました。
Isla Magdalena
マグダレナ島 (Isla Magdalena) はマゼラン海峡に浮ぶ小島です。この島に上陸してペンギンを間近で見るツアー (Navegación Isla Magdalena) を、Solo Expediciones で予約しました。
早朝6:30にPunta ArenasにあるSolo Expedicionesの店舗に集合ということで、ホテルの朝食を摂る余裕はなく、クラッカー等で凌ぎます。まあ、集合時間に行っても30分以上待たされるというのがチリ時間感覚なのですけど。バスに乗って波止場まで行き、ボートに乗船します。小さな船で揺れるのでライフジャケットを着用しますが、GPSで計ると時速20 km程度しか出ていませんでした。
45分ほど揺られているとマグダレナ島に到着。澄んだ海に架けられた桟橋を渡ると、そこにはペンギンの群れが至るところにいます。海を泳いで魚を捕り、上陸して歩いてくる姿は愛らしいものです。
人が歩くコースにはピケが張ってありますが、ペンギンの巣はピケの間近にもあり、ときには通路側にもはみ出すほど人との距離が近いです。
育児中のペンギンもたくさんいます。お互い、幼子を育てるのは難儀なものですね。
子供たちから「ペンギンって何て鳴くの?」と聞かれて、適当に「『ペン』かな?」と答えていたのですが、実際にはこんな風に鳴いていました。
ペンギンの他にもカモメなどの海鳥も住んでいる、生命にあふれる島です。
散策路は高台にある灯台を目指して登って行きます。
灯台からは島全体が一望できます。ここから波止場に向かって降りてゆく道にもペンギンだらけ。1時間の上陸時間があっという間に感じられました。