金星が大きく見えるようになってきました

金星が大きく見えるようになってきました｡口径6cmの小さい望遠鏡でも、三日月のような形がはっきりわかります｡この後もどんどん地球に近づくとともに見かけの大きさは大きくなり、今月末に最大光輝を迎え、6月6日には地球に最接近、つまり太陽-金星-地球が一直線に並びます。この現象を「内合」と呼びます。今年の内合は特別…そう、金星が太陽の前面を通過する「金星の日面通過」が起こるのです｡5月21日の月による金環日食に引き続いて、金星によって起こる第2の金環日食。見逃せません｡