Kameno external storage

由無し事をたまに綴るブログです。

成田空港へ横須賀線・総武線普通列車でアクセス

成田空港へ行く方法は、京成線, JR, リムジンバスなどいろいろあります。

昨年からは、実家のある横浜から横須賀線総武線の成田空港行き普通列車に乗って行くのが定番になりました。東戸塚駅から成田空港まで約130分かかりますが、乗換え無しに1本で行けるので荷物が多いときでも楽ですし、ちょっと贅沢して950円(休日は750円)払ってグリーン車に乗れば荷物を置くスペースにも困らず快適に過ごせます。
普通列車グリーン車は乗る人が少ない「穴場」で、子連れでもあまり周囲に迷惑をかけることなく安心です。今日は斜向かいに4歳くらいの女の子を連れた母娘が載っていて、女の子がお話しするのをお母さんが「静かにしてね」と恐縮そうに気遣っていましたが、ミウラ折りのおもちゃをお母さんに渡して「よかったらお嬢さんにどうぞ。うちも同じくらいの娘がいるので大丈夫ですよ」と伝えたら緊張が融けたようです。
グリーン車には専任のアテンダンドさんが、飲み物などを車内販売してくれます。コーヒーが130円と良心的な価格なので、乗車前に購入して持ち込まなくても良いです。

成田空港へ行くのに、学生の頃はなるべく安上がりに行くのが至上命題で、京成の無料特急を使っていました。就職して少し金銭的余裕ができると、今度は最短時間で行けるようにスカイライナーで行くようになりました。研究会で使うポスターの印刷に手間取り、飛行機に間に合うギリギリのスカイライナーに飛び乗ったのは冷や汗の出る思い出です。鹿児島に住んでいた頃は、羽田空港から成田空港へ移動するのにちょっと高いけどリムジンバスを使うようになりました。湾岸線の渋滞に焦ったこともあります。

今は、普通列車グリーン車が最適解と思っています。普通列車はスカイライナーや成田エクスプレスに比べて30分以上余計に時間がかかりますが、この時間は事故や遅延の際のマージンとして機能し、スカイライナーに乗り換えれば遅延を取り戻せる可能性があります。それに乗換えが無くプログラミングや書き物に集中できるから、無駄な時間ではありません。特急料金が不要なのでその分をグリーン料金に充てられます。

年齢とともに価値観が変わって最適解が変遷する様子は我ながら面白いです。願わくば国際線が羽田空港に移行して、成田に行かなくて済むようになるといいのですけどね。