Torres del Paine 2020-01-16 (4/5)
フランス峡谷の展望台 Mirador Britanicoに寄ってからPehoé湖畔のPaine Grandeまで、25 km歩く長丁場、今回のハイライトです。
4:00に起床し5:00に出発。朝食と昼食弁当受取りは7時以降なので抜きです。薄暗い中を出発します。
Nordenskjöld湖畔を歩きます。湖岸を歩く箇所はちょっと道がわかりづらいかも。
Francesキャンプ場に近付くとPaine Grandeまで見通せるようになってきました。
Francesキャンプ場近くで咲いていたFuschiaの花。Copihueに似てるけど違うらしい。
Italianoキャンプ場へ向かう峠からはFrances谷を挟んでそそり立つLos CuernosとPaine Grandeの眺めが美しいです。ここには新たにキャンプ場を建設するらしい。
Italianoキャンプ場にてザックをデポし、天蓋をサブザックにして身を軽くしてBritanico展望台をめざします。
Frances展望台は強風が吹き抜ける場所で、カメラを構える手も揺れてしまいます。それでも夢中になってPaine Grandeの氷河を撮っていたら、大音響とともに雪崩が発生するのを目撃しました。
Frances展望台からは、見上げるBritanico展望台方面の眺めも、見下ろすNordenskjöld湖方面の眺めも素晴らしいです。
Rio del Francés沿いの道は森林の中を行くので、強風にさらされずに済みます。徐々にTorresが間近に迫るようになってきました。
やがて沢筋から離れ急登になると、すぐにBritanico展望台に到着です。
Britanico展望台からの眺めは筆舌に尽くし難いです。北側は巨大なカールを囲んで先鋒が並び、それぞれに氷河を抱えていて美しいです。
氷河から流れ出た水が、ターミナルモレーンから染み出る多数の小川となり、それがRio del Francésに集まる様は見ていて飽きません。
天気予報だと10時を過ぎると雨になるとのことなので、惜しいけど降りることにしましょう。登りの行程では1人にしか出会わなかったのに、下りはすれ違う人が多くて難儀しました。
13:00にItalianoキャンプ場にたどり着き、ここで昼食を摂ります。ようやく持参した食糧の出番。パスタを茹でてアラビアータソースを掛けます。なお、水場はRio del Francésの水を汲めとのこと。パスタを茹でるくらいなら大丈夫でしょう。
14:25に出発し、Paine Grandeキャンプ場を目指します。樹林帯の道は風も弱いしアップダウンもあまりないので、荷物が重くても何とかなります。
Skottsberg湖畔を過ぎてPehoé湖に到る峠はものすごい強風。湿原とPehoé湖の眺めは素晴らしいですけど、体を持っていかれそうでカメラを構えるのもやっとのことでした。
それでも何とかPehoé湖畔のPaine Grandeキャンプ場に到着。自前のテントも持参していたのですが、強風の中で設営するのは面倒になってしまったので、今夜は据え付けのテントに宿泊です。広々としたテントを独り占めできるのは快適です。