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由無し事をたまに綴るブログです。

COVID-19の予防接種1回目を受けてきました

カジュアルで速やかな予防接種体験でした。

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1回目接種済みカード。次回は4月26日。

 チリでは新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のワクチン接種を2021年2月より進めています。最初は医療関係者や教員や高齢者を優先し、順次若い世代へと対象者を拡大し、3月末の現在では年齢50代以上が対象で、人口の1/3が少なくとも1回接種済み, 1/6が2回接種完了という進捗です。

 私が住むSantiago市Las Condes区では、Sinovac製ワクチンをJuan Pablo 2世公園で、Pfizer製ワクチンをRolf Nathanスポーツセンターで提供しています。Pfizer製を接種したかったのですが、こちらは特別な条件を持つ人(16歳以上で、教員, 透析中の人, 臓器移植者, 癌療養者, 自己免疫疾患治療者, 合併症のある人) のみが対象です。一方、Sinovac製ワクチンは対象年齢をカレンダーで確認すれば、予約なしに接種を受けることができます。

 自宅から徒歩10分ほどのJuan Pablo 2世公園のワクチン接種会場は、大型のテントに受付と接種ブース、それに待合所を設置した大規模なものです。入口では係員が身分証明書と年齢を確認します。私の持つ外国人IDカードだと「あなたは永住権が無いからダメ」みたいなことを言われるのはチリあるあるで、「¿Puedo consultar con su jefe?」(上の人に話したいんだけど)と言って責任者に通してもらいIDカードを見せると、すんなりと受付けてくれます。

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大型テント内の待合所。4並列x20ブースの計80ブースあって速やかに流れます。

接種1回目と2回目とに別れた列で整理券を受け取り、テント内の待合所で順番を待ちます。接種ブースは目算で80室程度あり、2 - 3分待っただけで接種ブースに案内されます。ブースでIDカードを見せ、連絡先を提示し、簡単な説明(2回目の接種日とか、2回目から15日経過するまでインフルエンザ予防接種はダメとか、終わったら30分安静にして副反応が出ないか待つこととか、水を多めに飲んでおけとか)をしてもらい、注射を受けておしまい。ほとんど痛みもなく、あっという間でした。

1回目接種済みのカードをもらいブースを出て、安静にしていると電話がかかってきて「何か症状が出ていないか」と問われるので、大丈夫と答えます。30分経過したので帰ります。会場に到着してから出るまで45分もかかりませんでした。しかも無料。

効果のほどは分からないので感染対策は引き続き注意していきますが、パンデミック終息に向かうことを切に願います。