Torres del Paineトレッキング (1/5) 2022年1月1日 Laguna Amarga - Serón
2022年1月1日 Laguna Amarga 9h15m - Serón 14h21m / 16.9 km / 5時間06分
Torres del Paineの遠望を楽しみながらPaine川沿いの平原をゆくなだらかなコース。歩く人は他に誰もおらず、一部薮漕ぎもあります。
6h35mに宿をチェックアウトしてバスターミナルまで徒歩15分。Bus Surは10分遅れで出発し北上します。
9h00mにLaguna AmargaのCONAF関所で国立公園入場のQRコードを見せます。ここから歩き始めるのは私だけでした。
Río Paineに架かる橋を渡ると小雨の洗礼。車道から登山道に分け入る箇所が分からず、200mほど行き過ぎたことがジオグラフィカで判明し、引き返して登山道らしき踏み跡を辿ります。
1200mの距離標(黄)の先から入るようで、分岐に道標はありませんが、少し進むとCONAF設置のポストが見つかり、約500m毎に道標の杭が見つかります。
所々薮漕ぎを強いられる箇所もありますが、だだっ広い草原は開放感に溢れ歩くのが楽しいです。やがて虹の彼方に青空とTorres del Paineの尖峰が姿を現し、快適な草原歩きが続きます。
水量豊かなRío Paineを眺めたり、一面のお花畑を進んだりと、飽きることのない道です。
途中、Laguna AmargaとSerónの管理区域境界で柵に道が塞がれますが、ザックを下ろして針金の箇所をくぐります。
お花畑と森を何度か横切り、小川に架かる橋を渡るとSerónキャンプ場の山小屋が見えてきます。
ここの山小屋は土足禁止で、泥のついていないキャンプ場内用の靴に履き替えて受付を済ませます。土壌が露出してない草原に幕営し、完成した途端に驟雨がやってきたのでテントに隠れます。
ザックの天蓋をデイパックに変形し、調理器具と食材を入れてキャンプ場のキッチンへ。重い食材(マカロニとレトルトのボロネーゼソース)は初日に消費するのが吉。マカロニの袋はゴミ袋として最終日まで重宝します。歯を磨きテントに戻って爆睡します。
目が覚めると19h50mで山小屋の夕食時刻を過ぎてしまったのですが、時間に寛容なチリなので大丈夫。巨大なビーフステーキは残念ながら食べきれませんでした。夕食を採りながらiPhoneとビデオカメラを充電できたのも助かります。
空は曇っていますが所々空が明るく、何とか星空を撮れるかもしれないと期待します。
日没が22時くらいでその後も薄明が続き、お目当てのLeonard彗星は見つけられませんでした。それでも雲間から時折見える星空は美しく、タイムラプス天体写真を試みました。